ANGLO/JAPANESE-CUP 2001
第1回 日英親善サッカー2001
大会レポート
■大会日程 2001年3月18日(日) ■大会会場 Meridian Sports and Social Club (Charlton, London,UK) ■大会コミッショナー David Morrisson (LFA) ■参加チーム →大会会場と全参加チームの集合写真
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■大会結果 優勝/アステカーズ (JPN) 2位/CROWN & MANOR (ENG) 3位/LONDON FA REP. (ENG) MVP: Anthony Finn (Crown & Manor) 特別賞(GK賞): David Simpson, (Age50/Norseman FC) |
優勝:アステカーズ |
優勝カップを授与された石川繁君(アスカーズ) |
■大会報告 「英国におけるジャパンイヤー」の記念イベントとして1年前から準備されていた大会であったが、大会前日まで5日間にわたって降り続いた雨(英国では雨は多いが雨量は少なく、15年ぶりの長雨だった)のため、大会会場として予定されていた、ロンドン有数のピッチコンディションを誇る「BANK OF ENGLAND」は芝保護の為使用することができず、英国側の配慮で前日に大会会場を人工芝と天然芝の両方を備えた「Meridian Sports and Social Club」に変更し、当日の天候の状態を見ながらピッチを選択するという開催方式をとることになった。 (注/2001年3月中旬から降り続いた欧州の長雨は記録的な量でした。テムズ川も決壊寸前でしたし、ちょうどこの大会の翌週3/24に行なわれたフランス代表vs日本代表の試合(パリ)で水を含んだ柔らかいピッチに日本代表が適応できず0−5で大敗をしたのを皆さんも覚えていることと思います。第1回の日英親善大会はそんな天候の中での開催となりました) 日英の市民チームの親善を目的としたこの大会は、いかにもロンドンらしい気候の中でスタートし、日本側3チームは、サッカーの母国・英国の3チームを相手に国際親善にふさわしいフェアプレーで挑んだのでした。 3月中旬なのに4℃という気温の下キックオフされたが、試合が始まると何か違う。手足の長さはさることながら、市民チームとはいうものの、身体的強さが違う。そして、シュート数も…。試合後、相手チームのコーチが話してくれたのですが、市民レベルでも技術的には日本のチームの方が優れているが、どんな試合でも笛がなったら絶対勝つという意識(アングロサクソンの伝統なのか)の強さは英国が一枚上だとか。 そんな中、グループリーグ手堅く戦い、1位で通過した社会人チャンピオン「アステカーズ」は、決勝でロンドンのサッカーアカデミーのチーム「クラウン&マナー」と決勝を戦うことになった。 国際試合ならではの試合ごとのペナント交換や、ロンドンFAからの記念品。そしてなによりも、同じ年代の英国のチームと試合ができたことで本場のサッカー文化に触れられたことは、爽やかな思い出として日本チームの選手の記憶にいつまでも残ることでしょう。
尚、ロンドンFAから派遣されたレフリー3名は、1試合も休まず全試合の笛を吹いてくれました。このサイト上でお礼を申し上げます。(日本では考えられませんね?) 試合後は、ゴルフコンペのように、クラブハウス内のパーティルームでビールを飲みながら表彰式。 また、日本からの参加チームは大会日程以外の2日間のフリータイムを使って、ロンドン市内観光やプレミアリーグの観戦など(マンチェスターまで行ったチームもある)で大いに楽しんだ5日間でした。
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