第11回 国民生活体育協議会長杯
日韓親善フットサル2008

−大会レポート−

【大会】
 平成20年12月13日(土)・14日(日)にかけて、韓国は龍仁市(ヨンイン市)にある、龍仁市体育館にて「第11回国民生活体育協議会長杯・日韓親善フットサル大会2008」が開催されました。この大会は日韓のスポーツを通じた交流と友好の場を創るとともに、両国のフットサルの振興と強化を目的とし、毎年開催されています。今年で11回目を迎えることができました。これもひとえに現地国民体育生活フットサル聯合会の協力があってこそのものです。
【参加チーム】
 今回日本からは、1チームのみの参加となった。日本から唯一の参加となったのは、「130R」。東京都の1部リーグに所属しているチームのメンバーを中心に、気の合う仲間で構成されたチーム。関東地区大会では攻撃力の強さを武器に、予選リーグを勝ち抜き、第10回日韓親善フットサル大会出場権争奪杯(関東地区大会)から見事出場権を獲得したチームです。

【総評】
 今大会通じて韓国チームは、個々のレベルが高くなっていること、そしてチームとしての戦術、また非常に強力な攻撃力を発揮した大会となりました。守備に対する意識が強いチームも多かったものの、ゴールの応酬となる試合が多く、見ごたえのある試合が多くみられました。特に順位決定戦では、参加全チームが5得点以上するという、日本のフットサルではあまりない試合展開となり、日本チームが見習うべき点も多くでた大会内容となりました。また、チームとしてのまとまりが非常にあり、一丸となって試合に臨みゴールを量産する姿は、圧巻でした。来年 はさらに激しい展開の試合が予想されました。しかし、バックパス等のルールの浸透が必要な部分もあり、民間レベルからのスキルアップが必要になると感じました。実際にプレーしていた選手も「ファールの基準が難しい」とコメントしていたように今後の課題でもあるようです。
 試合のピッチ外では、日本チームと韓国チームの交流が積極的に行われていました。言葉は通じないものの、ゼスチャーや単語を使いながら、写真撮影を行ったり、ユニフォーム交換をしたりと、普段の試合ではあまりできない体験を両国のチームとも楽しんでいました。今年は残念ながら日本チームは1チームの参加となってしまい、韓国チームからも「寂しい」との声が聞かれたが、来年はより多くの日本チームの参加を迎え、両国のフットサルのますますの発展を切に願いたいと思います。
日韓親善フットサル大会は来年も開催の予定! 詳しくはお気軽にセリエフットボールネットまでお問合せ下さい。
アウェー韓国でフットサルを経験できる貴重な大会です!市民大会なので、実力の如何を問わず、毎年様々なチームが両国から参加しています。みなさんのご参加をお待ちしています。


大会会場に掲げられた大会バナー

開会式前のアップ

開会式風景

初戦から激しい試合展開

激しいボールの奪い合い

1対1で仕掛ける

白熱のPK戦に突入

ハーフタイムのミーティング

後半戦前の円陣

夕食は参加者全員でプルコギへ

 

食べて飲んで大騒ぎでした


試合前に行われた記念撮影@


試合後に行われた記念撮影A


優勝:又石大学

準優勝:江東フットサル

 
 
 

 

■日韓親善フットサル大会 開催の歴史

 第1回大会 (期日:1998年10月31日(土)、会場:洪川・フットサル競技場)

        優勝:ヨンソ(KOREA)、準優勝:大広ケリマッセ(JAPAN)

 

第2回大会 (期日:1999年12月11日(土)〜12日(日)、会場:ヨンチョン初等学校・室内体育館)

        男子/優勝:カスカヴェウ(JAPAN)、準優勝:ヨンソ(KOREA)

        女子/優勝:ヘブロン(KOREA)、準優勝:パラレッズ(JAPAN)

 

第3回大会 (期日:2000年10月28日(土)〜29日(日)、会場:漢陽大学校・室内体育館)

        男子/優勝:ウイニング・ドッグ(JAPAN)、準優勝:アンサン(KOREA)

        女子/優勝:パラレッズ(JAPAN)、準優勝:ヘブロン(KOREA)

 

第4回大会 (期日:2001年12月1日(土)〜2日(日)、会場:アンサン市・ガムゴル室内体育館)

        優勝:ヨンソ(KOREA)、準優勝:PELE(JAPAN)

 

第5回大会 (期日:2002年11月16日(土)〜17日(日)、会場:冨川市・室内体育館)

        優勝:森のくまさん(JAPAN)、準優勝:ガンソ(KOREA)

 

第6回大会 (期日:2003年12月6日(土)〜7日(日)、会場:冨川市・室内体育館)

        優勝:BFC KOWA(JAPAN)、準優勝:ガンソ(KOREA)

 

第7回大会 (期日:2004年12月11日(土)〜12日(日)、会場:冨川市・室内体育館)

        優勝:ソウル・ガンソ(KOREA)、準優勝:L.M.F.C(JAPAN)

 
第8回大会 (期日:2005年12月 3日(土)〜 4日(日)、会場:平沢市新韓中・高等学校内体育館)
        優勝:慶尚北道(
KOREA)、準優勝:CAFURINGA(JAPAN)

 
第9回大会 (期日:2006年12月 2日(土)〜 3日(日)、会場:龍仁市龍仁体育館)
        優勝:千駄ヶ谷FC(JAPAN)、準優勝:京畿・龍仁(
KOREA)

第10回大会(期日2007年12月 1日(土)〜 2日(日)、会場:龍仁市龍仁大学体育館/
龍仁体育館)
        優勝:public voice(JAPAN)、準優勝:又石大学(KOREA)

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