ＵＥＦＡ チャンピオンズリーグ　２０１１/２０１２

１９５５年から始まったＵＥＦＡチャンピオンズリーグ（1993/1994シーズンまではＵＥＦＡチャンピオンズカップと呼ばれていました）はその名の通りヨーロッパのクラブチャンピオンを決める大会として長い歴史を持ち、プライドをかけた熱い戦いが繰り広げられます。チャンピオンズリーグの優勝杯はその形状から「ビッグイヤー」（大きな耳）と呼ばれ、欧州のクラブにとって、これを獲得することが究極の目標となっています。ワールドカップやＥＵＲＯが「お祭り」なのに対してチャンピオンズリーグはまさに地域（＝市や街）同士の真剣勝負。生まれた時から何十年も応援してきた自分のチームが晴れ舞台に出るとなるとサポーターは他の全てを犠牲にしてスタジアムへ足を運ぶのです。
昨シーズンから予選なしでグループリーグから参加するクラブ数を16から22に増え、残りの10枠を55のクラブが予選で争う形式となりました。さらに予選は、各国の「国内リーグ優勝クラブ予選」と「国内リーグ上位クラブ予選」に分類して行い、１回戦〜２回戦〜３回戦〜プレーオフの４段階形式で行われます。グループリーグは32チームを4チーム×8組に分けてH＆Aの2回戦総当りで行い、各グループ１位・２位チーム（計１６チーム）がノックアウト方式の決勝ラウンドへ進みます。グループリーグの３位チーム（８チーム）はＵＥＦＡヨーロッパリーグの決勝ラウンドへ回ります。2009/2010シーズンのファイナルからは土曜日の開催に変更されたため観戦しやすくなりさらに人気が高まりました。2011/2012シーズンのファイナルはミュンヘンのアリアンツ・アレナで開催されます。

　ＵＥＦＡ チャンピオンズリーグ　２０１１/２０１２　（ファイナル）

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