オーストリア4ヶ国トーナメント(クラーゲンフルト) 観戦ツアー

2007.09.07 オーストリアvs日本(クラーゲンフルト)、2007.09.11 スイスvs日本(クラーゲンフルト)

イビチャ・オシム監督の最後の海外遠征となったオーストリア遠征。オシムの住んでいたグラーツから近い小さな街「クラーゲンフルト」で2試合を行いました。翌年に開催が決まっていたEURO2008のテストを兼ねた大会だったようです。

オーストリアの小さな街クラーゲンフルトの空港。このサイズの街でEUROが開催されたらどうなるのでしょう? 街の真ん中の広場には「ユーロ開催まであと274日と6時間」というカウントダウンの掲示がありました。 これがクラーゲンフルトのシンボル「竜の噴水」なのですが、噴水のまわりが工事中で水もありませんでした。
オーストリアvs日本の試合のポスターが貼られていました。Ankick2007というのが大会タイトルのようです。 EURO仕様に改装中の「ヴェルターゼー・スタジアム」の前で記念写真。 スタジアムの周りには小さなパブが数軒ありましたが、どこも人がいっぱい。ユニフォーム姿はあまり見られない?
試合前には日本の太鼓など両国の文化をテーマにしたイベントが盛大に行われました。 国歌斉唱では、EURO2008のマスコット「トリックスとフリックス」が両チームの間にいました。 さあ第1戦「オーストリアvs日本」のキックオフ。ピッチは非常に近くて見やすい。
試合は結局0-0のまま終了。しかしPK戦が行われ4PK3でオーストリアの勝ち。(後でわかったがPK戦で負けても勝点がもらえる規則でした) 街の真ん中にある「アルター・プラッツ(広場)」。この広場のレストランのスイーツはとても人気がありました。

スタジアムの名前にもなっている「ヴェルター・ゼー(湖)

湖には鴨がいました。とてもきれいな水。市民の憩いの場になっていました。 さすがに2試合目は第3国同士の対戦なので観客も少ない感じです。 3人娘が”オシム愛”のたすきをかけているのを発見!

EURO2008のためスタジアムのキャパを増設中なのですが、まだ椅子が取り付けられていない部分がありました。 さて、"I LOVE IVICA"のたすきを見たオシムは照れてあっちを向いてしまいました。きっと嬉しかったのでしょう? 第2戦。相手は強豪スイス。どこまでやれるのか?
試合は前半13分で2点先制されそのまま前半終了。後半33分までに中村(俊)の2本のPKを含む3ゴールで逆転。36分に追いつかれるもロスタイムの矢野の得点で3-4で逆転勝利。 第1戦の勝点がものをいってタナボタの優勝。1位というのは何時以来だろう?ハイタッチで帰ってくる選手たち。 やった優勝だ!このまま飲みに行きたいところでしたが、クラーゲンフルトのお店はとっくに閉まっている時間。ホテルの厨房を借りて飲みました。
 
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