ワールドカップ・南アフリカ 2010 現地視察 &
コンフェデレーションズカップ2009決勝 観戦ツアー

2009.06.28 アメリカ代表 vs ブラジル代表 (ヨハネスブルグ)

開幕1年前の現地をコンフェデレーションズカップ決勝に合わせて視察。 世界一危険な国と言われて来てみたが無事にスケジュールを消化。危険な場所にさえいかなければ問題なしと感じた。

出発する前までは「かなり危険な国」というイメージだったため覚悟の上で訪れたのですが、実際に行ってみると危ない目には一度も会わず、発展ぶりに驚いてしまいました。外国人が泊まるホテルは安全な場所に固まって建てられていてホテル周辺は外出して問題なし。レストランや中規模のショップはモールのように固まっている場所がヨハネスブルグの中に数箇所あり、そこまでタクシーを使えばモール内もほぼ安全だ。マスコミが報道するニュースがネガティブ・イメージのものが多いため、南アはわからない=不安と感じている方が多いと思います。20年ほど前のニューヨークで「ハーレムには近づくな」と言われていたように、地元情報で近づくなという場所にさえ行かなければツアーで旅行するのに問題は無いと考えます。

関空からドバイ経由で正味19時間。乗継を入れると丸一日かけてヨハネスブルグ空港に到着。空港の荷物を取扱う業者を最近入替えただけあって、預けた荷物は無事に出てきました。 到着ロビーには人がいっぱい。同時期にラグビーのアイリッシュ&イングリッシュ・ライオンズが南ア遠征していたせいもある。Welcome to South Africaのパネルが常設されている。 空港内にチケット発券機が設置されていました。この機械にチケットを購入したクレジットカードを差込むだけで画面操作も無くチケットが勝手に発券されました。(下の窓から出てくる)
空港内には案内スタッフが待機してたが服装が怪しいので最初は客引きと勘違い。タクシー乗場はここ。タクシー代はスタッフが教えてくれたとおりサントンまで350ランドぴったりだった。 今回のコンフェデのチケット。バーコードとホログラムの他になにか隠れセキュリティ対策があるのでしょうか? ガーデンコート・ホテル。サントン・シティというホテル街にあり隣りにはネルソン・マンデラ・スクウェアがあるので買物や食事には困らない。また警備員(警官)は50mおきに立っている。
世界一危険なところ?とされるヨハネスブルグのダウンタウン。人の数は少ない気がするも危険は感じないのですが。 駅の近くの公園では少年達が楽しそうにサッカーしている。ごく普通の風景が見られました。 ヨハネスブルグ駅の中。欧州などの駅と変わらない雰囲気。ごく普通に時間が流れている感じです。
ネルソン・マンデラの銅像。その名前のつけられた広場の入口に設置されています。 ネルソン・マンデラ・スクウェアにある電光掲示板。「キックオフまで353日」 スクウェアの建物の中はショッピングセンターになっていて電化製品から工芸品、食材まで何でも売っている。
決勝戦当日まで人工芝がはられてサッカーイベントが開催されていました。スクウェアの両サイドはレストラン街になっていて各国料理が食べられるのです。 さて、タクシーで決勝のエリスパーク・スタジアムにやってきました。ダウンタウンにある会場周辺は渋滞。タクシーは近づけず途中で降りました。 スタジアム周辺はスポンサー企業のイベントブースがあって雰囲気を盛り上げていますが、気温は10度くらいなので日本で12月にトヨタカップを見てるって感じです。やっぱり寒い。
エリスパーク・スタジアムはラグビー場(ライオンズのホーム)なのでVIP席はゴール裏にありました。 ブラジルとアメリカの入場。まさか決勝がこの組合せになるとは思わなかった。ブラジルvsスペインが見たかったのに・・・・。 試合は予想に反してアメリカが前半に2点先制する展開に。ブラジルがこのまま負けるとは思えないが、どう修正するのでしょう?
終わってみれば2-3でブラジルの逆転勝利。さすがに意地を見せたブラジルでした。 試合展開からして、さすがのブラジルも喜びを爆発させていた。 さあ問題の試合後の帰路。FIFAのガイドブックにもシャトルバス等のインフォメーションは全くないので現地スタッフにサントンシティ方向行くミニバスを教えてもらった。地元の人は皆これで移動しいるようだ。

決勝の翌日、ヨハネスブルグから1時間弱のプレトリア(ツワネ)の会場となるロフタス・ヴァースフェルド・スタジアムにやってきました。ここもラグビー場(ブルー・ブルズのホーム)なのです。 スタジアムの係員は意外にフレンドリーで中に入れてくれました。芝の状態は良好でしたが芝の下の土は欧州と違い硬い感じ。日本人向きかも? スタジアム内の表記は全て2ヶ国語=アフリカーナ(オランダ語のような白人の言語)と英語で書かれていた。
南アフリカの道路はしっかりしていた。面白いのは追越し車線はなく、黄色の線の外側は「追越され車線」になっていて早い車がくるとどけてくれるのです。この辺は考え方の違いなのか? ラステンバーグのロイヤル・バフォケン・スタジアム。前日に3位決定戦「スペインvs南アフリカ」が行われた会場です。 ここのスタジアムも中に入れてくれました。芝の状態はプレトリアと同じ。やっぱり下は硬い。

ラステンバーグからの帰り道に「ライオンパーク」に立ち寄りました。ヨハネスブルグからのオプショナルツアーもあるみたいです。 生後3ヶ月くらいのライオンの赤ちゃんを抱かせてくれます。最初は皆おかなびっくり。 こっちは生後6ヶ月くらい。子ども言ってもこれくらいだとさすがにライオンっぽいのでちょっと怖くてさわれない・・・。
決勝の2日後にエリスパーク・スタジアムを訪れたみると中に入れてくれました。昼間みると、きれいなスタジアムです。 表彰台のあった場所には紙ふぶきがまだ残っていました。 こっちがブラジル代表が使っていたベンチ。それにしてもピッチの中まで入れてくれるのは南アフリカだけかも知れません。
さあ最後の目的地、ワールドカップのメインスタジアム着いたと思ったのだが、サッカーシティ・スタジアムってここじゃないよな??? ガイドはここが「サッカー・シティ」だと言うけれど。確かにこのスタジアムも改装中で立派だけどあの宇宙船のイメージないし・・・。管理人にきいてみよう。 やっぱり違った!さっきのは、オーランド・スタジアムでした。40,000人収容なのにW杯では使わないそうだ。おっと本物のメインスタジアムが見えてきた。
今回の視察ツアー最後のスタジアムはW杯決勝が行われるサッカー・シティ・スタジアム。カウントダウンの電光板の向こうにUFOのようなスタジアムが浮かび上がる。「あと345日」 こっち側はだいたい出来上がっている感じ。本当はとっくに完成しているはずだった。それにしても映画「インディペンデンス・デイ」の宇宙船のようなスタジアムだ。 逆サイドに来てみました。こっち側はまだ外壁が一部つながっておらず、完全に工事中。関係者はあまり写真を撮ってほしくないようでした。
ヨハネスブルグ郊外のソウェト。最大のタウンシップ(旧黒人居住区)である。ここも日帰りツアーが設定されている。 ソウェトの中にあるネルソン・マンデラの生まれた家「マンデラ・ハウス」。観光スポットになっているこの家の前にはレストランがある。 帰国の日、ヨハネスブルグ空港のチェックインの前にスーツケースが強制的にパッキングされました。もちろん無料ですが、航空関係者も気を使うのでしょう。すこしびっくりして帰国の途へ。

1泊2日のオプショナルツアー(ジンバブエ/ビクトリアの滝)も視察 。世界三大瀑布のひとつビクトリア滝はすごい迫力だが、ザンベジ川のクルーズで野生動物に出会えるのも大きな魅力だ。

【オプショナルツアーのスケジュール】(例)

1日目    ヨハネスブルグ空港 11:25発−BA6285−ビクトリアフォールズ空港13:10着
      〜(専用車/約20分)〜キングダム・ホテル <チェックイン>
      ホテル発15:30〜(専用車/約20分)〜ザンベジ川船着場 <サンセット・リバークルーズ/約2時間>
      〜ホテル18:20着 <夕食>
2日目  ホテル 08:00発〜(徒歩5分)〜「ビクトリアの滝」<散策/約2時間>〜ホテル
      ホテル発12:00〜(専用車/約20分)〜ビクトリアフォールズ空港
            ビクトリアフォールズ空港13:45発−BA6282−ヨハネスブルグ空港 15:25着

ヨハネスブルグから約1時間半のフライトでビクトリアフォールズ空港に到着。6月だがかなり暖かく気温は20度以上。 空港から車で約20分でキングダム・ホテルに到着。ここから滝まではほんの数分。快適なリゾートホテルだ。 ホテルの敷地内には池やプールがある。この池にはクロコダイルがいる。
(バー、レストラン、カジノもある)
着いた日はビクトリア滝のあるザンベジ川の上流を船でクルーズすることにした。船着き場ではアフリカンダンスと歌で迎えてくれる。 16:00ころクルーズがスタート。この日は天気もよく、波も無かった。ザンベジ川の対岸はザンビア。大きな川だ。 クロコダイルを発見!のんびり寝ているようだ。船長は遠くにいる動物を見つけて船を近づけてくれる。とても視力がよさそうだ。
野生のゾウがいました。この距離で見ると感激。 わかりますか?緑色のきれいな鳥が川岸にたくさん。 カバのあくび。川にはカバの親子がたくさんいました。
夕暮れが近づいてきました。手前の小島のように見えるのは、なんと川を渡るゾウです。 ゾウが岸にたどりつきました。船長の話では川の深い部分では泳ぐのではなく川底でジャンプしているそうです。 夕日がザンベジ川に沈みサンセットクルーズも終了です。命を洗濯された気分でした。

一夜あけてホテル横の小道を少し歩くと滝の下流に出ます。昨日とは違うザンベジ川の姿です。上流には橋とビクトリア滝の水しぶきが見えます。 ホテルからビクトリア滝へは宿泊者専用の近道があり数分で滝に到着。入口の手前にあるこの店でレインコートを借りて、いざビクトリアの滝へ! ビクトリアの滝を発見したリビングストンの銅像。散策路の一番最初にある。で、滝はどっちにあるのだろう??
ありました。銅像のあたりからすでにゴウゴウ音がしていて、少し歩くと最初のビューポイント。水量がすごい! キャタラクト・アイランドのあたり。迫力の景観が続く。 歩き始めて1時間。このあたりから水しぶきがすごくなり、対岸が見えなくなってきました。

ホース・シュー・フォールズ付近。危険な感じだ。 このあたりまで来るともうずぶ濡れだ。靴の中まで水が入ってきた。もう少しだから先を急ごう。 ビクトリア滝散策路もこの橋で終点。橋の向う側はザンビア。橋の中間点に国境がありビザ代10ドルで入国できる。
 
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